お客様から、こんなにも感想を!

有り難いことにお客様からお手紙や感謝、感想をいただきます。
今回の感想を目にして思ったことは何よりもお客様自身の吸収能力と、それを活かした環境適応能力の高さでした。

お勤め先である不動産会社のブログにアップしてくださいました。
何がスゴイのかと言えば、私のお伝えしたポイントを真っすぐに受け止め、きっちりと活かしている様子が伺えます。

結果、お客様のお勤め先の会社の社長が「会社のお客様のためにもなる。」と、今後、そちらの会社にご縁のあったお客様のコンサルティングを請け負うことになりました!

まずは、こちらをお読みいただいてから、この先を読んでください。

浅川不動産株式会社 スタッフブログより『南の赤裸々 お金事情』

 

生活水準の変化も苦しくない!?

リンク先のブログの冒頭

「分かってる?離婚するってのは貧乏になるって事なんだよ!?」
確かに言いました・・・覚えています。

念のため言っておきますが、ここまで離婚が貧乏になると言い切ったのは、南さんのケースは分かりきっていたからお伝えしたに過ぎませんからね(苦笑)

南さん単身で稼いでいた年収で維持できる生活でもないですから。
クレジットカードの支払い額の話しからも分かりますよね?

だからこそ、南さんの人間力の高さが伺えるのは離婚後の気付きです。

これまでは『買うのを迷ったら値段の高いものを選ぶことが基準』

シングルマザーになり1円も払いたくないと思う変化。
ここは現実が伴うので分かります。

「生活水準が下がっても生活に我慢をしている気がしない。」

この言葉が出てくることに驚きます。

一般的には生活水準という当たり前に手にしていたものを手に入れることが出来ないことと比べてしまい「自分をダメだ。」と、ダメになったと決め付けてしまうんです。
南さんは、『これから自分が子どものためにも、自分自身のためにも成していかなければいけないものは何か?』ここにしっかりと目を向けられているんでしょう。

昔と比べた≪出来ていない自分≫には価値なんて無いと、心から思えているのかも知れません。
未来に必要なことが≪出来ている自分≫を認めているから、足りないという不平不満が生まれないんでしょうね。

 

贅沢と無駄と必要

家計簿ができていない、つまりは自分のお金の使い方が把握できていないお客様に私は、『贅沢と無駄と必要』この3つの違いを伝えることから始めています。

ここの区切りがお客様の中で出来ていなければ、その先に何を言っても元に戻るだけ。
基本の前の基本さえ理解しないで結論だけ求めることって無駄なんです。
自分の生活における贅沢と無駄と必要なお金が分かれば、資産形成の話しで耳にすることも多い3つの言葉の話しに移れます。

浪費と経費と投資です。
ここもまた、心から納得して取り入れた生活をしてくださっていると思うと、驚きと嬉しさが込み上げてきます。

ブログには私が南さんと『一緒に整理』したと書いてあります。
私がしたことは、優先順位の整理です。

お金の仕分けのための支出については、一緒に紙に書くと言ってもご自身で出し切らないと、その後の話し合いに感情が追い付かないこともあります。
私とお客様の間の信頼関係にも良くない影響が出るんですよね。

プロって言っても他人は他人。
何も分からないと言えば分からない人間に、話しも聞いてもらうことなく「あ、これ無駄ね。これも、これも、これも。なにやってんの。」なんて言われたら・・・
正論だけの機械人間なんていらないですよね。

厳しく仕分けはしました。
でも、その前段階こそがFPが人間である価値と役割だからこそ大切にしているつもりです。

南さんも言ってくれています。
「(贅沢と無駄と必要)ここが分かると、世帯年収が下がっても苦しくない。」
「生活に不満が無いと思う理由だ」って。

 

人だから本よりも出来ること

本というのは考えられるようになる為ではなくて、答えが欲しくてお金を出すんですよね。

無形サービスとも言える『相談』。
ちゃんと自分で考えなくては答えが出ないようなこと、ここには時間もお金も使いたがらないのが日本の現状です。

知識だけを手にして自分だけで全部を整理するって、本当の本当に難しい・・・
数字に強い経営者の方でさえも、日本だけでなく世界中の経営者がFPを身近に置いています。

自分に適した答えや考え方を知りたいからです。

有名な方は、どんな業界でも本を執筆しています。
真実であっても「本が買い手に寄り添うことは出来ない。」とは、なかなかに言えないんですよね。

「買ってもあなたの答えは見つかりません。」
そんな本、買いたくはならないですよね?

本を読んで自分だけの最適なお金の答えが見付からないなんて、頭では分かっていても『必勝法』『決定版』『永久保存版』なんて書かれていたら手にしたくなる、その気持ちは分かります。

一緒に作業をしていく・・・ワークを一緒にやってみる。
これほど自然に自分自身のクセとも向き合って、プロの考え方も足せることはFPが人間だからできることだと思っています。

 

原文をもう一度

この、ご本人の感度・吸収力などを分かった私たちと同じ目線で、もう一度、原文を読んでみてください。
浅川不動産株式会社 スタッフブログより『南の赤裸々 お金事情』

ご自身の言葉でここまで書けるほど実践してくれたんだ。。。と思うと泣きそうになりました。

南さんも仰っていますが、おべんちゃらを私は言いません。
きちんと大事なことだと伝わるように、時に厳しい言い方もしていますが切に願うこと。

自分の足で生きていける自分自身を作っていける暮らし方をしてほしい。

ファイナンシャルプランナーの私のお仕事は、その基盤づくりのお手伝いをすることです。
ご相談、お問い合わせ、お待ちしております。

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