日経平均株価(ベンチマーク)などと同じ値動きを目指す運用をする投資信託のことです。
パッシブファンドとも呼ばれています。
※ファンド:複数の投資家(出資者)から集めた資金を用いて投資を行ないます。
そして、運用実績(リターン)を各投資家に分配する仕組みを言います。
最適な投資ケース:長期の資産運用に最適。その為、積立投資や確定拠出年金『iDeCo』を利用した年金づくりに向いている。
これに対して、市場平均よりも高い運用成績(リターン)を目指す『アクティブ投資』があります。
目次
メリットやデメリット
メリット:好調な株式市場(日本?米国?はたまた新興国?)の波に乗れる。
分かりやすい運用成果を求められる。
運用に掛かる手数料を抑えられる。アクティブ投資に比べ3分の1~5分の1。
デメリット:市場の平均と同じ動きをするので平均以上の利益の獲得を求める場合、不向き。
投資先の銘柄
通常、当該ファンドが予め決められた指数(ベンチマーク)に採用されている銘柄群と全く同じ銘柄で投資内容を構成します。
各企業の株式を、それぞれどのくらいの割合で組み入れているのか?
それは、株価指数への影響度に比例した割合となっています。
だからこそ、同じ値動きでの運用成績を残せます。
また、企業業績が毎年違うように、評価も改められます。
ですから、銘柄の入れ替えが発生することがあります。
入れ替えが発生した際には、対象から外れた企業の株式は売却。
新たに採用された企業の株式を購入します。
この影響から、構成から外れた企業にとっては株価の下落要因に。
新規に組み込まれた企業にとっては株価の押し上げの要因にもなります。
株式指標の分類
日経平均株価、TOPIX、NYダウなど取引市場で分かれるとイメージされると分かりやすいかと思います。
細かく言いますと、株式以外も織り交ぜた商品がありますから一概には言い切れないところではあります。
市場の指標に選ばれる企業の株式購入ですから、インデックス投資1つ持っていれば日経平均やNYダウなどに含まれる企業に分散して投資することができるところは魅力です。
日本の株式:TOPIX連動型
海外の株式:NYダウ連動型
様々な資産に投資:バランス型など
さまざまな商品があります。
投資先の分類
投資できる地域:日本、海外(先進国)、海外(新興国)、全世界など
投資できる商品:株式、債券、REIT(不動産)、コモディティ(石油、農産物等)など